MCA、通建工事市場の動向に関する調査結果を発表

移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(https://www.mca.co.jp/)は、通信建設工事市場の調査を実施し、その結果を10月20日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。

  • 2016年度の通信事業者向け通建工事は約1兆円
  • 全国系3グループで国内の約60%を工事

本調査結果については、調査レポート「通信建設業者便覧 2017」(本体価格150,000円)として発刊しています。

■調査結果抄録

全国系通建業者3グループで国内の約60%を工事

2016年度における通信事業者向け通建工事は9,839億円となった。全国系通建業者は3グループで国内の58.0%を占め、固定系(アクセス)がメインとなっている。従来はモバイル系も多かったが、鉄塔建設縮小の煽りを受けた格好である。

地場系も全国系と同様に、固定系(アクセス)がメインとなるが、NTT東/西日本からの工事受注が生命線となっている。

一方、電力系は電力工事がメインであり、通建工事市場規模は地場系よりも小規模である。鉄塔建設に強みを持つ電力系は全国系と同様に、鉄塔建設縮小の煽りを受け、現在は固定系(アクセス)通建工事の比率が高くなっている。

ベンダ系は親会社である通信機器ベンダとの連携により、ネットワーク機器の供給から通建工事までをグループで展開できるトータルサービスが強みといえる。


■調査レポート「通信建設業者便覧 2017」
発行日:2017年9月
判型:PDFファイル(A4版122頁)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:150,000円(税別)
調査期間:2017年6月~2017年9月
販売方法:印刷レポート & PDFファイル
※調査レポートの目次など詳細は「レポート目次」をご参照ください。


■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572