~キャリアの設備投資動向と通信インフラ機器市場を予測~

移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(http://www.mca.co.jp/)は2015年9月30日に、調査レポート「主要キャリアのネットワーク投資戦略と通信インフラ市場 2015年度版~キャリアの設備投資動向と通信インフラ機器市場を予測~」(価格:税抜 200,000 円)を発刊しました。

■調査背景

本レポートは、主要通信キャリアのネットワーク関連設備投資の動向を分析することにより、 ネットワーク機器の市場規模、キャリア内ベンダシェア等を明らかにすることを目的とする。 今後のキャリア設備投資に大きな影響を与えると注目される動きに、NFV(Network Functions Virtualization)と SDN(Software Defined Networking)があげられる。

NFVは、これまでキャリアネットワークを構成していた専用ハードウェア(アプライアンス) を、ハードとソフトに分離し、汎用サーバ上に仮想化したネットワーク機能を実装しようとする コンセプトである。機能ごとに異なる専用アプライアンスの集まりであったネットワークに仮想 化技術を用い、サーバやストレージ、スイッチなどの汎用機器と仮想化ソフトで構築するのが目 的である。汎用サーバを用いることによるコスト削減や柔軟なネットワーク構成、迅速なサービ ス立上などが可能になると期待される。

SDN はネットワーク機器内に統合されていたパケット伝送機能と経路制御機能を分離し、ソフ トウェアからネットワーク全体を集中制御しようとするものである。これまでのネットワークは、 例えばネットワークにサーバを追加する、あるいは 1 つのネットワークを複数に分割するには、 物理的にケーブルの接続をやり直したり、ルータやスイッチごとにネットワーク管理者が設定を したりしなければならなかった。

SDN が急速に注目されたのは、このような状況を打破するための有力な手段として、ネットワ ークの構成や機能をソフトウェアだけで設定できるようにすることを目指したコンセプトを提 示したからである。SDN はデータセンターなどのクラウド事業者への導入が先行し、今は企業ネ ットワークの分野にも広がってきている。今後は広域ネットワーク対応の SDN 製品も充実してく ると見られ、通信キャリアへの導入も視野に入ってきている。

NFV や SDN 化によるネットワーク構築手法の変化は、通信機器ベンダにとって大きなインパク トを与えることになるだろう。これまでの一部のグローバルベンダが席巻していた通信機器市場 には新たな競合プレーヤが参入して来ることが予想される。

本調査レポートでは、NFV/SDN の視点を踏まえて、キャリアのネットワーク設備投資及び各ネ ットワーク機器の市場を予測していく。

■調査対象

調査対象キャリア(22社) 調査対象通信機器 調査ベンダ(16社以上)
NTT東日本
NTT西日本
NTTコミュニケーションズ
KDDI(固定)
KDDI(au)
旧ソフトバンクテレコム
旧ソフトバンクBB
旧ソフトバンクモバイル
NTTドコモ
フュージョン
HOTnet
TOHKnet
CTC
HTNet
ケイ・オプティコム
エネコム
STNet
QTNet
OTNet
旧ワイモバイル
UQコミュニケーションズ
Wireless City Planning
局用交換機
伝送装置
(WDM/SONET/SDHなど)
IP関連機器
(ルータ/スイッチ/サーバ)
BB関連機器
(PON/MC、DSLAM/NGW)
携帯電話基地局
NEC
富士通
日立製作所
沖電気工業
三菱電機
住友電気工業
シスコシステムズ
ジュニパーネットワークス
エクストリーム
日本アルカテル・ルーセント
エリクソン・ジャパン
ノキアソリューションズ&ネットワークス
日立金属
サムスン電子ジャパン
華為技術日本
その他

■調査結果抄録

図:主要キャリアグループ会社の位置付け

■調査レポートの主な目次

※詳細な目次は「レポート目次」をご参照ください。

1.市場分析編
1.1.キャリアを取り巻く市場環境
1.2.NFV/SDN によるネットワーク設備投資及び、ネットワークインフラ機器市場への影響
1.3.キャリア各社の設備投資の動向
1.4.ネットワーク機器市場の動向
1.5.機器別の投資額推移

2.キャリア編
2.キャリア編~東日本電信電話~
2.1.1.企業概要
2.1.2.提供サービスと戦略
2.1.3.業績推移(セグメント別売上高、営業利益など、2007~2014 年度)
2.1.4.セグメント別サービスの状況(2007~2014 年度)
2.1.5.設備投資の推移(2007~2015 年度)
2.1.6.主なネットワーク構成と構成機器及び、そのベンダ
2.1.7.設備投資とネットワーク投資の動向
2.1.8.ネットワーク機器への投資額推移と予測(2007~2018 年度)
2.1.9.2014 年度のネットワーク機器投資におけるベンダシェア
※その他のキャリアも、ほぼ同様の項目を掲載。

3.通信機器編
3.通信機器編~局用交換機~
3.1.1.市場概況
3.1.2.国内市場規模推移と予測(2007~2018 年度)
3.1.3.市場分析
3.1.4.ベンダシェア(2014 年度)
3.1.5.主要ベンダの動向
※その他の通信機器も同様の項目を掲載。

■調査レポート詳細

発行日 2015年9月
判型 PDFファイル(A4版297頁)
発行・販売 株式会社MCA
頒価 200,000円(税抜)
調査期間 2015年6月~2015年9月
販売方法 印刷レポート & PDF ファイル
申込方法 オンライン注文

 


■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572