~ネットワークの仮想化で生まれる新たな競争市場~

調査概要

NFV(Network Function Virtualisation)というワードが昨年来、通信ネットワーク業界で注目を集めている。NFVはこれまでキャリアネットワークを構成していた専用ハードウェア(アプライアンス)を、ハードとソフトに分離し、汎用サーバ上に仮想化したネットワーク機能を実装しようとする新しいコンセプトである。機能ごとに異なる専用アプライアンスの集まりであったネットワークに仮想化技術を用い、サーバやストレージ、スイッチなどの汎用機器と仮想化ソフトで構築するのが目的である。

汎用サーバを用いることによるコスト削減や柔軟なネットワーク構成、迅速なサービス立上などが可能になると期待される。

NFVによって通信業界は大きなインパクト受けるといわれる。キャリアはネットワークインフラの増強に膨大なコストをかけている。専用アプライアンスは高価であり、機器のライフサイクルも短くなってきている。また、新たなネットワークサービスの提供にも時間がかかる。専用機の集合体であるネットワークの保守運用には専門知識を持った人材が必要であり、この点でも収益を圧迫する要因になっている。

NFVはこれらの課題を解決する手段として注目されている。
・汎用ハードを用いることで機器コストが削減できる
・ソフトで機能を実現するため新たなサービスの提供も迅速に行うことができる
・仮想アプライアンスをクラウド化することでネットワークリソースの割り当ても柔軟に実施でき、ネットワーク設定の自動化も実現できる

NFV化はキャリアのネットワーク構造だけでなく、ベンダ市場にも大きな影響を与えるとことになる。NFV化により、通信専用の高価なアプライアンスではなく、汎用のサーバが使われることになり、情報機器系ベンダにも市場は開かれていく。また、ハードとソフトが分離されることによって通信サービス機能を実現するソフトベンダにも市場参入の機会が訪れる。

これまでのキャリア向け通信機器市場は世界的な数社のベンダによって占有されている状況が続いていたが、これらの環境変化によって市場は一気に競争が激化すると予想される。

本調査資料はNFVの動向並びに主要キャリアの取り組みを調査するとともに、NFV化で激変するハード市場(NFVI)・VNF(アプリケーション)市場・新たに誕生するNFVマネジメント&オーケストレーション市場に対する主要ICT関連企業の戦略動向を調査分析するものである。

レポート体裁/費用

発行会社  株式会社MCA
発刊日 2014年7月
価格 200,000円(消費税抜き
ページ数 115ページ
販売方法  ◎PDFデータのDL及びA4コピー刷り製本。


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調査対象

分類 調査対象企業
キャリア NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本、NTT西日本、KDDI、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコムなど
通信機器ベンダ エリクソン・ジャパン、ノキアソリューションズ&ネットワークス、華為技術日本、NEC、日本アルカテル・ルーセント、日立製作所、サムスン電子ジャパン
汎用サーバベンダ 日本ヒューレット・パッカード、日本IBM
ネットワーク機器ベンダ シスコシステムズ、ジュニパーネットワークス
ソフトウェアベンダなど ヴイエムウェア、シトリックス・システムズ・ジャパン、米Connectem /マクニカネットワークスなど

調査目次

はじめに 1
◆調査背景
◆調査対象

目次
1. 総括編
1.1. 通信機器市場におけるプレイヤー俯瞰図
図:通信機器市場におけるプレイヤー俯瞰図
1.2. NFVの動向
表:NFV導入のメリット
1.3. NFVの構築ステップと実現への課題
1.4. 主要キャリアのNFVへの取り組みと課題
表:キャリア各社によるNFV関連の実証実験概要
1.5. 主要ベンダのNFVへの対応
表:ベンダ各社によるNFVへの対応

2. ネットワーク編
2.1. NFVの動向
2.1.1. NFVが注目される背景
2.1.2. NFV標準化動向
2.1.2.1. NFVの標準化機関
図:ETSI ISG NFVの組織構成
表:ETSI ISG NFVの各WG/EGの主な役割
2.1.2.2. 国際標準化動向
2.1.3. NFVの特長
2.1.4. 想定されるNFVの利用ケース
表:ETSI ISG NFVの公開文書に記載された代表的なユースケース9種類(#1~#6)
表:ETSI ISG NFVの公開文書に記載された代表的なユースケース9種類(#7~#9)
2.1.4.1. NFVインフラサービス
2.1.4.2. NFVファンクション(アプリケーション)サービス
2.1.4.3. NFVプラッフォームサービス
2.1.4.4. NFVモバイルコア & IMS
2.1.4.5. NFVモバイル基地局
図:ETSI ISG NFVにおけるユースケース全体像
2.1.5. NFVによる市場構造の変化
表:NFV市場における将来予測シナリオ
2.1.6. NFVによる設備投資の変化
図:セルラーキャリア4社合計の設備投資額推移と予測(2013~2018年度)
表:セルラーキャリア4社合計の設備投資額推移と予測(2013~2018年度)
2.1.7. NFVによる通信サービスの変化
表:キャリア各社における商用NFVサービスの概要
2.2. NFVの商用化ロードマップ(伝送系、制御系、サービス系機能)
図:NFVの商用化ロードマップ
図:キャリアと通信機器ベンダによる各ノードの商用化予測
表:各ノードの特長と技術的要件
2.3. NFV通信関連インフラ市場規模(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場規模)
図:NFV通信関連インフラ市場規模推移と予測(2013~2018年度)
表:NFV通信関連インフラ市場規模推移と予測(2013~2018年度)
表:カテゴリ別NFV通信関連インフラ市場規模推移と予測(2013~2018年度)
表:NFV導入のコスト削減試算

3. キャリア編
3. キャリア編(NTTドコモ)
3.1. NTTドコモの企業概要(2014年3月31日時点)
3.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方
3.3. NFVへの取り組みと動向(導入メリット)
表:実験目的や概要、構成
図:実証実験の構成と各社・各大学の役割
表:実証実験の構成と各社・各大学の役割
表:実験概要とベンダ各社との実験内容
3.4. NFV構築戦略
3.5. NFV構築におけるベンダパートナーシップの考え方
3.6. NFVマイグレーションの考え方
3.7. NFV移行への課題(ネットワーク仮想化適用の課題)
3. キャリア編(NTTコミュニケーションズ)
3.1. NTTコミュニケーションズの企業概要(2014年3月31日時点)
3.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方
3.3. NFVへの取り組みと動向(導入メリット)
表:Arcstar Universal Oneのオプションサービス導入のコスト削減イメージ
表:Arcstar Universal Oneのオプションサービスの主な特長
3.4. NFV構築戦略
3.5. NFV構築におけるベンダパートナーシップの考え方
3.6. NFVマイグレーションの考え方
3.7. NFV移行への課題(ネットワーク仮想化適用の課題)
3. キャリア編(NTT東日本/NTT西日本)
3.1. NTT東日本/NTT西日本の企業概要(2014年3月31日時点)
3.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方
3.3. NFVへの取り組みと動向(導入メリット)
3.4. NFV構築戦略
3.5. NFV構築におけるベンダパートナーシップの考え方
3.6. NFVマイグレーションの考え方
3.7. NFV移行への課題(ネットワーク仮想化適用の課題)
3. キャリア編(KDDI)
3.1. KDDIの企業概要(2014年3月31日時点)
3.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方
3.3. NFVへの取り組みと動向(導入メリット)
3.4. NFV構築戦略
3.5. NFV構築におけるベンダパートナーシップの考え方
3.6. NFVマイグレーションの考え方
3.7. NFV移行への課題(ネットワーク仮想化適用の課題)
3. キャリア編(ソフトバンクモバイル/ソフトバンクテレコム)
3.1. ソフトバンクモバイル/ソフトバンクテレコムの企業概要(2013年3月31日時点)
3.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方
3.3. NFVへの取り組みと動向(導入メリット)
3.4. NFV構築戦略
3.5. NFV構築におけるベンダパートナーシップの考え方
3.6. NFVマイグレーションの考え方
3.7. NFV移行への課題(ネットワーク仮想化適用の課題)

4. ベンダ編
4. ベンダ編(エリクソン・ジャパン)
4.1. エリクソン・ジャパンの企業概要(2014年4月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
図:エリクソンのNFVに対する考え方
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:サービスプロバイダーSDNのネットワークアプリケーションの概要
4.3. NFV市場に対する取り組み
4.3.1. ハードウェア市場
4.3.2. ソフトウェア市場
4.3.3. 運用管理・保守市場
図:サービスプロバイダーSDN
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
図:Ericsson Blade Server(EBS)/Smart Services Router(SSR)
図:Smart Services Router(SSR) 8020のコンフィグレーション例
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:エリクソンクラウドシステム
4.4.4. パートナーシップ戦略
4. ベンダ編(ノキアソリューションズ&ネットワークス)
 4.1. ノキアソリューションズ&ネットワークスの企業概要
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
図:NSNのNFVアプローチ
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:Liquid Coreにおける3つの段階
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:Cloud Application Manager
4.4.4. パートナーシップ戦略
図:ETSIにおけるNFVアーキテクチャ上でのソリューションエリアの概念図
4. ベンダ編(華為技術日本)
 4.1. 華為技術日本の企業概要(2012年12月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:SoftCOMの適用領域と主な効果
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品)
図:SoftCOMの概念図
4. ベンダ編(NEC)
 4.1. NECの企業概要(2014年3月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み
4.3.1. ハードウェア市場
4.3.2. ソフトウェア市場
4.3.3. 運用管理・保守市場
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:NEC SDN Solutions
図:キャリアSDNソリューション
図:NECの考えるキャリアSDN
図:NFVの実現例
4.4.4. パートナーシップ戦略
図:グローバルキャリアとのSDN/NFV商用化推進
4. ベンダ編(日本アルカテル・ルーセント)
4.1. 日本アルカテル・ルーセントの企業概要(2014年1月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
図:ネットワーク機能の仮想化
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:CloudBand Ecosystem Program Partners
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品)
図:ETSI NFV E2E アーキテクチャにおけるCloudBandの領域
4.4. NFV対応製品群(パートナーシップ戦略)
4. ベンダ編(日立製作所)
4.1. 日立製作所の企業概要(2014年3月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:TMSをコアとするICTソリューションの概要
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品、パートナーシップ戦略)
4. ベンダ編(日本ヒューレット・パッカード)
4.1. 日本ヒューレット・パッカードの企業概要(2013年4月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
表:Open NFVプログラムの概要
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:PAN HP strategy for NFV – SDN
4.4.4. パートナーシップ戦略
図:HP Coverage across NFV Ecosystem
4. ベンダ編(日本IBM)
4.1. 日本IBMの企業概要
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:IBM SDN-VE(Virtual Environments)の製品アーキテクチャ
4.4.4. パートナーシップ戦略
4. ベンダ編(シスコシステムズ)
4.1. シスコシステムズの企業概要(2013年1月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:サービスプロバイダー Cisco ONE アーキテクチャ
図:Cisco サービスプロバイダー 仮想化 提供ラインナップ
図:Cisco ESP(Evolved Services Platform)
図:サービスオーケストレーションのためのESPエンドツーエンド アーキテクチャ
4.4.4. パートナーシップ戦略
4. ベンダ編(ジュニパーネットワークス)
4.1. ジュニパーネットワークスの企業概要
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群(パートナーシップ戦略)
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品)
図:Contrailコンポーネントの概念図
4. ベンダ編(サムスン電子ジャパン)
4.1. サムスン電子ジャパンの企業概要(2013年10月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品、パートナーシップ戦略)
4. ベンダ編(ヴイエムウェア)
4.1. ヴイエムウェアの企業概要(2013年2月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群
4.4.1. ハードウェア製品
4.4.2. ソフトウェア製品
4.4.3. 運用管理製品
図:VMware NSXの基本的な設計思想
4.4.4. パートナーシップ戦略
4. ベンダ編(シトリックス・システムズ・ジャパン)
4.1. シトリックス・システムズ・ジャパンの企業概要(2013年3月末時点)
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品、パートナーシップ戦略)
図:クラウドネットワーキングソリューション
4. ベンダ編(米Connectem/マクニカネットワークス)
4.1. 米Connectem/マクニカネットワークスの企業概要
4.2. NFVに対する基本的スタンスと考え方(NFV化による既存ビジネスへの影響)
4.3. NFV市場に対する取り組み(ハード、ソフトウェア、運用管理・保守市場)
4.4. NFV対応製品群(ハード、ソフトウェア、運用管理製品)
図:VCMベースのモバイルコア
図:従来型のモバイルコア
図:既存EPCとVCMを併存させる導入シナリオ


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