コロナウイルス禍による「新しい生活様式」で注目されるキャリア公式オンラインショップはどの程度利用され、なぜ利用する人、しない人がいるのか、その受入・阻害要因、求めることから今後の利用可能性を予測しキャリアショップとの棲み分け戦略を考察

移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社MCAは、キャリア公式オンラインショップの利用状況に関してユーザー調査を行い、その結果を取りまとめたレポート「キャリア公式オンラインショップ消費者実態調査 2020年上期」(本体価格98,000円)を6月3日に発刊いたしました。

□調査概要

 コロナウイルスの猛威により緊急事態宣言が発出され、外出自粛要請によって企業ではテレワークの推進、飲食店やサービス業は休業要請を受け、国民も生活必需品などの買い方に制限がされ国民生活は一変しました。そういった中で消費者の購買行動にも変化が起こりオンラインによる購入傾向が今まで以上に顕在化しましたが、これは携帯電話市場でも同様で現在「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」の3大キャリアともショップの開店時間を短縮化したり、利用範囲を狭めたり対面による直接販売を制限しています。一方で自社ホームページ上にある公式オンラインショップによる販売を推奨し、テレビCMによる公式オンラインショップへの誘導を展開しています。

 今後はコロナウイルスによる生活様式の変容から携帯電話市場においても公式オンラインショップでの購買が拡大し、また3大キャリアも人件費の抑制や販売効率化などから公式オンラインショップの利用を推奨するものと考えられます。本レポートは今後キャリア公式オンラインショップによる販売が拡大するものと想定される中、キャリア公式オンラインショップを利用したユーザー及びまだ利用していないユーザーにスポットを当て、キャリア公式オンラインショップの市場実態をレポートすることが主たる目的となります。

□レポート詳細

「キャリア公式オンラインショップ消費者実態調査 2020年上期」
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/onlineshop-2020/